仮性包茎は平常時に皮をかぶっているものの勃起すれば大丈夫

そもそも包茎とは何?

男性であれば、一度は真性包茎や仮性包茎という言葉を耳にされたことがあるでしょう。陰茎とは子どもの頃は全体が皮が覆いかぶさっていますが、13歳頃になるとその皮がめくれて亀頭が露わになります。

ところが、必ずしも皮がめくれるという訳ではなく大人になっても全体が皮に覆われていたり、1/3のみしか亀頭があらわになっていない場合もあります。前者であれば真性包茎・後者ならば仮性包茎と呼び、どちらも包茎手術で治療をすることも可能です。しかし、仮性包茎の場合は文字通り仮の包茎であるので、治療を必要としないものです。

平常時は包茎のような見た目をしていますが、勃起することで目立たなくなり、めくれている箇所があるため全体が突っ張った感覚や勃起を妨げることもないでしょう。仮性包茎は日本人男性の大半がこれに当てはまると言われるほど一般的なものなので、包茎によって何かしらの疾病を誘発したということが無い限り手術をしなくても大丈夫です。

仮性包茎でも行為の妨げにならないの?

仮性包茎だと行為時にパートナーを満足させられないと心配になることもありますが、その心配は平常時に陰茎全体が皮に包まれているから感じるものでしょう。仮性包茎と真性包茎は平常時に見ると同じ形状をしているのが特徴です。

しかし勃起したときに2つの違いがあらわになり、真性包茎であれば全体が小さくて皮膚に包まれたものに対して、仮性包茎は力強く勃起をして皮は一切目立たなくなります。この見比べ方は泌尿器科でも実施されており、これによって真性包茎だと分かれば医師は包茎手術を進めます。

仮性包茎の場合皮に包まれているのは陰茎の1/2程度で、勃起になんら影響を及ぼしません。そのため、行為に対しても支障をきたすことがなく、パートナーと円満な関係を続けていけることでしょう。平常時に皮がかぶさっていて見栄えが悪いという場合は、美容外科を受診すれば皮を取り除く施術を実施してくれるので、これを利用するのも一つの手です。

まとめ

以上、包茎の種類と仮性包茎なら治療が不要の理由についてでした。平常時に自身の陰茎を見て皮がかぶさっていると、誰もが包茎だと思うものです。ところが包茎には真性包茎と仮性包茎の2種類があり、仮性包茎であれば治療を必要としません。

それは仮性包茎であれば勃起をすることで皮が目立たなくなるからです。これによってパートナーとの行為時にも支障をきたすことが無く、円満な関係を持ち続けられまう。平常時の見栄えが気になる場合は、美容外科ならかぶさっている皮を除去して仮性包茎そのものを解決することも可能です。