仮性包茎が恥ずかしいという概念がある
日本人の約7割近くは仮性包茎を含んだ包茎に悩んでいるといわれています。このように半分以上の人が仮性包茎であり、病気でもないにもかかわらず、日本ではあまり良い印象はありません。その一つは日本人男性が仮性包茎にコンプレックスを抱いていることが挙げられます。
海外にも包茎の人は多く見られますが、日本ほどコンプレックスを持っている人はいないでしょう。日本の場合には手術をするような宣伝が多く見られたり、恥ずかしいという認識が男女共通であり、平常時から包茎に対するコンプレックスが強いといえます。
日本の場合には、平常時から包茎は恥ずかしいという印象もあり、手術に対してもネガティブなイメージが強くなります。欧米などでは性病のリスクを下げるため、宗教上の理由など、包茎手術を受けることが一般的なこととして浸透しています。ごく自然なものとして手術が行われているため、手術を受ける人が非常に多く見られます。
仮性包茎が早漏になりやすいのは事実です
確かに仮性包茎の人の中には、早漏に悩んでいる人は多く見られます。これは平常時に皮に包まれている亀頭が弱いことがあげられるでしょう。平常時から亀頭が皮をかぶっているため、性行為の際にはこれが強い刺激となり、耐えきれずにすぐに射精にいたってしまいます。
仮性包茎の場合には、手術をしなければ早漏が改善されないのかというと、必ずしもそういうわけではありません。あくまでも刺激に弱いから起こってしまうことであるため、ある程度なれれば自然と改善されていくこともあります。
刺激になれるといいながらも、平常時から早漏を気にすることでなかなか性行為に踏み切れない人や、性行為のたびにパートナーに申し訳ない気持ちを抱く人もいて、単純に性行為の回数を重ねて刺激に慣れていくことは難しいでしょう。
中には性行為の経験不足によって、その興奮や視覚からの刺激になれていないために、さらにより早く射精に至るケースも多く見られます。包茎手術をしたからといって早漏が必ずしも改善されるわけではありませんが、改善するための一つの手段であることを覚えておきましょう。
まとめ
仮性包茎の手術は、早漏を改善する方法と考えている人がいるかもしれませんが、必ずしも改善するわけではなく、その準備の一つと考えておいた方がよいでしょう。これは仮性包茎手術によって、早漏が治るわけではないからです。
男性器自体が刺激になれていないこともありますが、性行為の刺激自体に慣れていない人もいるでしょう。このような場合には、手術とともに早漏治療薬などの服用をすることも一つの手段であると覚えておきましょう。